エレベーター恐怖症①【ドイツ語学校で起きた悲劇・・・】

 

 

 

 

私たち夫婦には共通点がある。

 

 

それは、

 

 

どちらもエレベーター恐怖症だということ。

 

 

 

 

 

いつから恐怖症になったのかはハッキリと覚えていないが、

 

 

 

おそらく、

 

 

 

人がエレベーターに挟まれる映画か何かを見たのが原因だと思う。

 

 

 

 

 

まぁ、

 

恐怖症と言っても、

 

ただちょっと怖いくらいのレベルなので、

だいたいのエレベーターはビクビクしながらも乗ることはできる。

 

 

ただし、

ちょっと古いエレベーター変な音がするエレベーターなどは極力避けている。

 

 

もし、

古いエレベーターか階段しかなかったら、

 

 

5階だろうが10階だろうが絶対に階段で行く。

 

 

 

 

 

ドイツには、

年季が入ったエレベーターが結構多くて、

 

 

わたしが通っていたドイツ語学校のエレベーターもかなり古かった。

 

 

 

 

なので、

 

 

 

 

いつも「ぜぇぜぇ」言いながら階段で教室まで上がっていたのだが、

 

 

 

一度、遅刻しそうになったことがあり、

 

 

 

しかも、

 

 

 

その時に限って授業が7階の教室だったため、

 

 

 

 

 

と、

 

 

 

 

意を決してエレベーターに飛び乗ったのだが、

 

 

 

 

なんかめっちゃ変な音するし、

 

 

 

急に一回止まるし、

 

 

 

「やっと着いたぁぁぁ!!!!」

 

 

と思ったら、

 

 

 

 

めっちゃ段差ある!!!!!

 

 

 

「あ、これ、死ぬやつだ・・・・。」

って瞬時に悟ったよね。

 

「もし、このまま出たら、いきなりエレベーターが動き出して挟まれてしまうのだろう・・・。そして、ミンチになるのだろう・・・」

 

 

そう思うと怖くてチビりそうになったが、

 

 

このままここにいても安全とは限らない・・・!

 

 

もしかしたら、

急に下まで落ちてしまうかもしれない・・・

 

 

そして何より、

 

 

早く行かないと、授業に遅れてしまう・・・!

 

 

しばらくそのまま脚が震えて動かなかったが、

一刻も早くこのエレベーターから解放されたかったので、

勇気をふり絞って、降りることにした。

 

 

 

目をつぶり、

 

 

 

息を止め、

 

 

 

ジャァァァァァァァンプ!!!!!

 

 

 

 

生きてたあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

 

それ以来、

絶対に学校のエレベーターには乗らなくなったので、

エレベーターの恐怖を感じることはなくなり、平和な日常を取り戻すことができた。

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

ある日、また悲劇は起こる。

 

 

 

つづく・・・